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2019年7月21日

議会は進化する? 市民参加で政策立案能力アップ♪

昨日の続き。
2019/7/19 交通事業者も『民』 「官民協働の仕組み」で知恵を絞ろう

文中にリンクした総務委員会陳情説明資料の中ほどに、以下のように書いた。

言わずもがなだが、由布市議会基本条例では、
第7条に「請願及び陳情を市民による政策提案と位置付ける……」
第17条に「第7条の規定にのっとり、請願及び陳情の審査を行うにあたっては、それらの市民による政策提案と位置付けるとともに、その審議においては、提案者等の意見を聴く機会を設ける……」
と定めている。
今回、説明の時間はたった10分。
同17条「委員会は……所管する事案等について、市民との意見交換を積極的に行う……」 をどんどん実行していただけるよう望みます。
  (引用おわり)

言ってる市民が誰であろうと、提案の中身で判断していただけると嬉しいのだけど……。

こんなことしてる議会もある。
『市民フリースピーチ制度』(愛知県犬山市)

犬山市の議会事務局に電話してみた。
選挙があって休んでて、今年、9月議会で4回目をやるそうだ。
1・2回目は夜間で、3回目は日曜日だったそうだ。
それもあって、傍聴席が埋まるんだね。

  毎日新聞で紹介されていた(2019/4/19)。
  記事内容は左下の≪続きを読む≫をクリック

 

≪ガラガラだった傍聴席が埋まった…市民フリースピーチ導入 議会“形骸化”に風穴 愛知・犬山市≫

なり手不足や投票率の低下など数々の課題に直面する地方議会。
そうした現状に風穴を開ける取り組みが愛知県犬山市議会で進んでいる。
ガラガラだった傍聴席が埋まり、16年間放置されていた市環境基本計画の改定にもつながった。
キーワードは「市民参加」だ。

「犬山に住んでいて良かった。このまま続いていけばもっといい街になる」
3月20日夜。集まった市議らを前に白いつえを持った宮田尚人さん(54)が熱っぽく語った。

 宮田さんが継続を求めたのは市議会が導入した「市民フリースピーチ制度」だ。
公募で集まった市民が議場で施策の提案や日ごろの市政への思いを話し、議員から質問を受ける。
提案を受けた議会は受けっぱなしではなく、その後の対応を議論する。
「市民の声を生かして議会側からの政策立案能力を高めよう」と議員の間で声が上がり、昨年2月に開始。
これまで計3回、20人の市民が意見を述べた。

 視覚障害がある宮田さんはこの制度を使って登壇し、災害時に手助けが必要な人をあらかじめ把握しておく「避難行動要支援者名簿」の登録条件の見直しを訴えた。
犬山市では周囲に「家族以外で2人の支援者」がいることが条件となっており、登録できない障害者仲間が多い現状を憂えた。

 
宮田さんの発言を受けた市議会が市長に申し入れると、支援者1人でも登録可能と改められた。
小さな一歩だが、宮田さんは「市の窓口で2年間訴え続けてはね返され、隣町に引っ越そうと思っていた。フリースピーチのおかげで救われた思いだ」と感謝する。

 フリースピーチは思わぬ問題もあぶり出した。2002年策定の市環境基本計画が改定されず放置されていたことが、市民の指摘で判明したのだ。
10年までに改定するとされていたが、指摘まで市も議会も気付かなかった。市は改定作業に取りかかっている。

 市民参加によって活性化した市議会。
21日投開票の市議選には定数20に対し22人が立候補した。
フリースピーチは条例などで制度化されたものではない。
選挙後も継続する方針は決まっているが、「議場でやらなくてもいいのではないか」などと異を唱える議員もおり、登壇者に女性や若者が少ないという課題もある。

 フリースピーチを傍聴したこともある江藤俊昭・山梨学院大法学部教授(地域政治論)は「議場を市民に開いたことは画期的。提言をどのように生かしていけるかがポイントになる」と話す。

 

 

 

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