カテゴリー「地域医療・介護」の投稿

2019年7月17日

高齢者が外出しないリスク

 移動支援を調べてて、こんな記事を発見。
「外出しないと歩行障害4倍 高齢者のリスク調査」(2008/12/2 朝日新聞)

10年ほど前、地方独立行政法人東京都健康長寿医療センターの調査。
ほとんど出かけない高齢者は、毎日出かける人に比べて歩行が不自由になるリスクが4倍、認知機能低下が3.5倍なんだそう。
  概略はこちらのP1~2

昨年7月、同センターはこんな発表もしていた。
「高齢期の社会的孤立と閉じこもり傾向による死亡リスク 約2倍」  
  概略はこちら

都会と違って過疎地では、外出しても徒歩圏では顔ぶれが限られる。
今は、かけ放題の電話やLINEもあるけど、やっぱり時々は違う人にもナマで会いたいよね。

自助努力が先なのはわかるけど、タクシー代が厳しくてバス停まで歩けないなら、閉じこもり傾向は避けられない

それで、由布市の高齢者の外出支援の現実はこんな感じ……。

   2019/7/3 65歳以上の市民で、ユーバスで外出するのは7%

 

2019年6月29日

高齢者の「通いの場」 実施主体の市にやってほしいこと

 3ヵ月近くも間が空いてました⤵
ココログがリニューアルして、うまく入力できなくて……と弁解です。
スミマセン💧

 さて、厚労省が認知症対策を強化するらしい。
高齢者の「通いの場」の普及を検討しているという。
「徒歩圏の公民館などで体操したり趣味を楽しむ」取り組みで、実施主体は市町村。
 介護保険総合事業のことかな?
認知症・介護予防は、食事・運動だけでは足りなくて『社会参加』が重要だとわかってきたからだろう。
 
 結構なことだけど、いつも感じるのは、「どうして高齢者は『お世話される立場』なのだろう?」ということ。
誰かにお膳立てされた「通いの場」に行くのが「社会参加」なのかしら?
もちろん家に閉じこもっているよりいいのだけど、自分の意思で前向きに関わることが大事なんじゃない? 

 

 65歳以上を高齢者と言うなら、「通いの場」を運営するのも出席するのも、地域の高齢者。
市は、最大公約数のルールを作って経費をバックアップするだけでいい。
 もちろん、地域でお世話の中心になる方の有償ボランティア分も計上する。
職員人件費や業者委託に比べたら安いもの。
それでいて、地域に合った心のこもった「通いの場」ができる。

 

市の収入は限られているんだから、PDCAをしっかりやって、漫然と使ってる財源を洗い出して、新しい取り組みに回してね💕 

 

2017年6月25日

市も病院も住民も、WINWINになれる話し合いを始めよう♪

1ヵ月以上が経っちゃった! 

この間、6月議会に陳情を出した。 

 「湯布院病院の温泉流水プールを、市民の健康増進・スポーツ施設として、オープンさせましょう」  

付託先の教育民生委員会説明では、50歳台の現場仕事の男性から聞いた話をした。

「肩を怪我して、湯布院病院のプールでリハビリしていた。
仕事に戻ったが、肩が痛み、熟睡できない日もある」

平日昼間に仕事を抜けられないので、温泉館に行ってみた。
しゃがんで肩まで浸かって腕を動かそうとしても、浅いし、他の利用者が歩いているのを邪魔することになるので止めた」

 「プールは全身運動なので、湯布院病院でリハビリ中に3㎏減量できた。
もし、プールが再開して、5時以降に行けるなら、行きたい!

この方が国保として、病院にリハビリに行けば市の医療費負担が増える。

だったら。
その分をプールに使えば、この方は、
医療費を使わずとも熟睡できて、仕事の能率が上がって、体力作りもダイエットもできる 
しかも、
新しいコンセプトのプール再開で、住民みんなが元気になれる。

わからないのは、「もう民間の病院だから……」と、議員さんも職員と同じことを
なんかなぁ……。

   2017/5/18  流水プール再開の投資効果は何倍に?

 湯布院病院は民営化されたとはいえ、「独立行政法人地域医療機能推進機構」の下にある。

機構のHPに掲げられた理念は、「地域の住民、行政、関係機関と連携し、地域医療の改革を進め、安心して暮らせる地域づくりに貢献します」だって 


 だから、遠慮はいらない

住民も交えて、湯布院病院&機構とWINWINになれる話し合いを始めてほしい 

2017年5月18日

流水プール再開の投資効果は何倍に?

健康増進課に話を聞いているが、皆さん、「湯布院病院だけ特別扱いできない」って

はぁ


もともとは社会保険庁の病院。 税金で作ったプール

市内の同族経営の医療法人とは違う。

今利用している人たちだけのためとか、湯布院病院の赤字の穴埋めとかいう話ではない。

応分の負担をして、市民の健康増進施設として再利用させてもらうのに何の遠慮が要ろうか??? 

せっかくある地域の資源に投資して、新しい層の利用者を増やして、全ての世代の市民が健康になって将来の財政負担を減らし、国民保養温泉地の重点施設に活用して経済効果を上げよう、という話だ。 

数年後の投資効果は何倍になるだろう

2017/3/23 温泉流水プールの復活で、湯治プランに強力な助っ人 

2017/3/22 何十億円もかかるスポーツ施設が、たった2000万円/年!



以下、
2017/2/20 「湯無田高原を湯布院の財産にする」の、ゆふの丘プラザの話から引用。

 (略)……事業を続けるかは、目標と結果と費用とのバランス。

利用料収入+波及効果 > 職員経費+管理費+施設償却費」 の評価しだい
 


市の施設として何を目標にするかで、費用対効果は大きく変わる

2017年5月14日

『安い買い物』は見逃すな!

私は、歯医者はよく行くが内科を受診することは少ない。
先日、初めてひどい眩暈を起こして、市民検診で世話になっている病院にかかった。

院長は、湯布院病院の流水プールの重要性について、会議の場などで由布市に訴えてくれたそうだ。

 「市民の健康のためには(谷さんの言うように)
『安い買い物』なんだけどね」と、残念そうだった。

院長はこうも話してくれた。
「必要だと思う市民が1万円ずつ出し合って、とかでも維持すべきだ。
利用者を増やして、利用料を稼がなきゃ」 

 院長、ありがとう! そうだよ、再計算!

今、湯布院病院のプールの利用者は何人だろう? 
入院中の人も入れて50人なら、平日の営業で、利用料収入は

300円×50人×240日=360万円/年。 

「赤字が2000万円」なら、これと差し引きで、実際の経費は2360万円? 

 定年退職した方の代わりに「若いトレーナーを雇用してプールだけ再開」なら、直接的な経費は多めに見ても2000万円/年くらい

利用者が100人になれば、300円×100人×240日=720万円/年の収入。
市の実質的負担 20007201280万円/。 

150人なら、市の負担は 20001080920万円/年 で済む。

ちょっと欲張りすぎかな

土曜日、1015時くらいでいいので営業できれば、少しの追加経費で、さらに収入増♪

2017年4月22日

声を出せない住民の願いが市役所に届くには?

近所の方から「知り合いが湯布院病院のプールが無くなるのを残念がっている」と聞いた。
私も知っている人だったので尋ねてみた。
知り合いは、いつの間にか、もうすぐ
80歳に

湯平からユーバスを利用して通っている方が二人もいて、90歳くらいなんだって

市外から長年通っている方もいるそうだ。

「利用者有志で、プール再開を市長さんにお願いしてみたら?」と聞くと、

「この歳になって、そんなことは、とてもとても……」

「みんな諦めている。6月からどうするか、それぞれで考えるだけ」

「プールには若い方(60代あたり)もいるから、そういう人たちが言ってくれるといいけど……」と。

後期高齢者の世代ともなると、身体は元気でも『市役所に物申す』なんてやっぱり億劫なのね

 聞きながら、遠くの停留所まで行かなくていい送迎型ならもっと利用できる人が増えるんだろうな、って思った。

 高齢者が受益者となるサービスは、『
当事者の要求が無いのは、必要が無いからではない』ことも再確認。

市役所は、窓口で待っているのではなく、住民の生活の場に出向いて行って耳をそばだててほしい。

 湯布院町が大森先生をよんで勉強した時の言葉。 

   要旨はこちら
 (PDFの56ページ)

市長さんも、大勢の前で演壇から……でなく、同じ場所で向き合って住民と話してほしい。


      2012/3/21
 活気のある会社には、社長室はいらない

それにしても……。
お年寄りがお願いするのを諦めてしまう市長・市役所って、なんだか悲しい 

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2017年3月25日

流水プール閉鎖前に、体験利用してみよう!

湯布院病院のプールに関連して市の職員さんに尋ねている時、思わぬ言葉を聞いた。

「温泉館があるので、もうプールは要らないのでは?」

驚いたというか、がっかりというか……

でも、そうか

みんな知らないんだ

私は、十数年前、アキレス腱を切って当時の年金病院に入院し、プールでリハビリした。
だから、湯布院病院のプールが健康のためのトレーニングにどんなにいいか、自信を持って言える。

5月末までは営業している。
今のうちに、マイクロバスをだしてでも、市民の健康と市の財政に関わる職員さん、地域住民の代表となる立場の皆さんに、流水プールと温泉館、それぞれの良さと違いを体験しておいてもらいたい。

市内の中高年や若者に、「スポーツジム代わりに、利用したい!」と思ってもらえるよう、お試し利用を呼び掛けてほしい

プールも体育館も、利用は1回、たった300円。

 

2017年3月23日

温泉流水プールの復活で、湯治プランに強力な助っ人

昨日の続き。

    何十億円もかかるスポーツ施設が、たった2000万円/年!

湯布院病院のプール・体育館を市がバックアップして、市民の健康維持に活用できれば、医療・介護保険財政で、ほどなく元が取れる。

人工透析の医療費は4050万円/月で、本人負担は1~2万円/月。
つまり、一人が透析しなくて済むと、約500万円/人・年の医療費を節約できることになる。
国保の場合、国・県と由布市が折半する。

透析しなくて済む国保の人が年間一人ずつ現れれば、2年目は250万円、3年目は500万円、4年目は750万円……の市財政の節約になる。
県・国の財政にも貢献できる。

働き盛り世代の心臓や脳血管の発作が予防できれば、医療費だけでなく、後遺症による本人・家族の介護、労働、生活の質などの逸失利益も防げる。

スポーツジムに通う感覚でストレス解消できれば、生活や労働の質が上がる
湯布院が得意とする「おもてなし」は、精神的余裕があってこそ。


 そんなこんなで考えれば、費用対効果は相当なものだ

2000万円/年なんて安いもの 

市が事業計画を立てて地域医療機能推進機構に提案すれば、きっと復活できる

温泉を使った流水プールなんて、全国探してもそうそうないだろう
環境省の湯治プランに応募する大きな要素になる 

2017年3月22日

何十億円もかかるスポーツ施設が、たった2000万円/年!

2/19の続き 「クアオルト構想と湯布院病院の流水プール」

    http://tani-oheya.cocolog-nifty.com/blog/2017/02/post-bcdd.html

湯治プランに欠かせないと考え始めた矢先、「湯布院病院のプール・体育館が5月末で閉鎖する」と聞いた。

 健康増進課と病院に尋ねてみた。

何年か前、プールと体育館のリハビリが医療保険適用外となって、採算が悪化し、担当者2名の人件費を含め毎年2000万円の赤字。
 改善の見込みがなく、本部の地域医療機能推進機構の判断で閉鎖されるそうだ。

 「げんき事業」が始まったのは、医療保険が使えなくなったからかな?

 その頃、担当者に会いに行き、健康増進課や保険課に提携の話をしたけど、どちらも反応はいまいち 

他の病院との関係もある……と市は消極的 

健康マイレージ対象にする提案も進まないまま 

ところで、赤字の人件費の内訳は、一人はもう定年で、もう一人は50歳くらいだって。

 つまり、施設維持の赤字は年間数百万円
定年で辞める方の分で若い職員と非常勤1~2名を雇える

建設すれば何十億円もかかる温泉利用の流水プールと体育館。
それがなんと

 人件費も含めて年間2000万円を負担すれば手に入っちゃうのだ
 

 私は、これを、働き盛り向けのスポーツジムにしたい   

由布市には若者向けのそういう施設がない

挾間にBGプールがあるが温水ではないので、快適に利用できる期間は少ない。
大分市からの利用者が多いらしく、子ども水泳教室は人気なんだそうだ。

2017年2月19日

クアオルト構想と湯布院病院の流水プール

昨日の続き。

 毎日新聞の記事の写真は、長野県鹿教湯温泉の健康増進施設(プール)。
やっぱりこういうのがあった方がいいのかな?

  実は、湯治プランは「湯布院町じゃなく、歴史のある湯平温泉で!」って考えてた。

 でも、健康増進って考えると、湯布院病院の温泉活用リハビリ・治療との連携も外せない。

「じゃあ、やっぱり、
保養温泉・クアオルト構想の流れで、由布院温泉も?」って思い直しかけたその時!
なんと、自治区配布で「湯布院病院のプールと体育館が閉鎖されるので反対署名を」だって。

 湯布院病院の前身は、厚生年金病院。
温泉利用の流水プールと体育館の「げんき事業」は、何年も前から市に
「団体契約して働き盛りの健康対策に活用」を提案していた。 

   2013/1/24 予防医療に、年金病院の流水プールを活用               

年金病院のげんき事業担当者には「高すぎる」と話してた。 
1年前に病院が料金を下げたんだけど、少ししか利用は伸びなかったみたいだね。 


湯治プランを機に、観光客も住民も、健康増進に活かしてほしい。

水中運動でどれだけ医療費が減ったか、湯布院町で実証されている。


健康温泉館でも湯布院病院でも、住民が利用して元気になることで、医療費や介護費が減る。
家族の介護負担が減った分、仕事ができる。
市の税収が増える。 

透析しなくて済む人が一人現れたら、どれだけ医療費が節約できるだろう。

   2011/11/9  少しの事業費で大きな節約  「後で元を取る」という発想を♪  

より以前の記事一覧