カテゴリー「知恵と工夫」の投稿

2019年7月28日

乗合路線バスの運転手不足は深刻 由布市も協力を♡

知り合いから、「『銀河鉄道』ってバス会社を知っているか?」と聞かれた。
「バスの運転手になりたい」という子どもの頃の夢をあきらめなかった社長が設立した、東京都東村山市の小さなバス会社だって。
さっそくHPを探した。

乗合路線バスは2コース。
 自治体の補助は受けていないので、採算割れさせないだけで精一杯。
貸切事業の利益で会社を維持しているそうだ。

「銀河鉄道が大切にしていること」のページが嬉しい。
ぜひ、ご覧ください。

ところで、4/9のNHKクローズアップ現代プラスは、「ドル箱路線が次々と~都市の路線バス減便の衝撃」

この番組に出てくる「山本さん」が、「銀河鉄道バス」の社長。 
運転手が足りない時は、今でも社長自らハンドルを握るんだって。

バス業界の運転手不足の原因は、仕事内容と待遇が見合わないこと。
 IT化、路線再編、値上げなども、追いつかないらしい。
番組から引用
(アナウンサー)
「……そもそも、この路線バス、利益が775円。なぜ、こんなにもうからないんですか?」

(銀河鉄道バス 山本社長)
「人がいてもいなくても、この時間はバスを走らせなければいけないので、その経費は当然かかってくるし。

運転手さんも1人で済まないから1日、数人いなければいけない。
時間帯も、朝早くから遅くまでというと早朝、深夜の割り増しも出てきますし。
そういったところでは、すごく経費はかかってきます。」
                    (引用おわり)

じゃあ、湯布院のユーバスを受託している亀の井バスも同じだね。
だったら、平日昼間のぱらぱらしか客が居なくて回送も多いユーバスは、亀の井バスの一般路線から切り離して別の運行方法にすれば?
ユーバスの分の運転手さんには、別府の一般乗合路線を運転してもらえるじゃない?

 

2019年7月21日

議会は進化する? 市民参加で政策立案能力アップ♪

昨日の続き。
2019/7/19 交通事業者も『民』 「官民協働の仕組み」で知恵を絞ろう

文中にリンクした総務委員会陳情説明資料の中ほどに、以下のように書いた。

言わずもがなだが、由布市議会基本条例では、
第7条に「請願及び陳情を市民による政策提案と位置付ける……」
第17条に「第7条の規定にのっとり、請願及び陳情の審査を行うにあたっては、それらの市民による政策提案と位置付けるとともに、その審議においては、提案者等の意見を聴く機会を設ける……」
と定めている。
今回、説明の時間はたった10分。
同17条「委員会は……所管する事案等について、市民との意見交換を積極的に行う……」 をどんどん実行していただけるよう望みます。
  (引用おわり)

言ってる市民が誰であろうと、提案の中身で判断していただけると嬉しいのだけど……。

こんなことしてる議会もある。
『市民フリースピーチ制度』(愛知県犬山市)

犬山市の議会事務局に電話してみた。
選挙があって休んでて、今年、9月議会で4回目をやるそうだ。
1・2回目は夜間で、3回目は日曜日だったそうだ。
それもあって、傍聴席が埋まるんだね。

  毎日新聞で紹介されていた(2019/4/19)。
  記事内容は左下の≪続きを読む≫をクリック

 

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2019年7月 9日

みんなで、ゆっくり運転自主宣言

禁煙のひとつに「周りに宣言する」というのがある。
「できなかったらカッコ悪い」「信用を無くす」状況を作って自らのプレッシャーにしようというもの。
車の運転に置き換えると「昼間だけ」「町内だけ」など。
でも、一人じゃつい……ってなりそう。
だから、安全運転したい者どうしが各自のモットーを互いに宣言してあって守るようにしたらいいんじゃないかな? って思ってた。

 そしたら、富山県警がやっていた♪ 
「夜間の運転を控える」「高速道路での運転を控える」など自分に合った目標を設定して運転する「やわやわ運転自主宣言」を、高岡署管内で試験的に行ったら、人身事故がなかった! 
そこで全県に広げ、高齢運転者3000人近くを募って実施しているって。「やわやわ」は富山弁で「ゆっくり」のこと。

大分弁なら、なんて言い換えたらいい?

 2018/4/1の富山新聞(社説) 
 「高齢者の『補償運転』 衰え補い事故防ぐ一助に」

 紹介のあった毎日新聞の記事は、左下の≪続きを読む≫をクリック

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2019年1月11日

補助金を使わなかった菊池市の「他自治体への助言」

昨日の続き。

国交省はH21年度から毎年5件ずつ、地域公共交通の補助金で形になった自治体を表彰している。
 一覧はこちら。 

ところで、H22年の熊本県菊池市は、国の補助金は使っていない。

8年前、大分運輸支局から菊池市のことを教えてもらって、担当者に電話とメールをし、いろいろ教えていただいた。

 その頃、その方から聞いた印象的な話のひとつ

「中・長期的に持続可能な交通体系を構築するには、背伸びしたりせず、身の丈に応じたものをつくらなくてはなりません。
 
国や県の補助はありがたいのですが、麻薬みたいなものです

最近、連絡を取ってみたら、今でも全国からお呼びがかかって講演に出かけているとのこと。

そのPPがこちら。
 後半は「他自治体への助言」
なので、興味のある方は是非ご覧ください 

2018年11月 6日

 コンサル任せで良い建物が作れるか?

昨日の続き。 

「建設工事の品質は、コンストラクションマネジメント(CM)から」

CMの話を持ち出したのは、湯布院の複合庁舎建設が進んでいて、着工にあたり、ぜひとも採用してほしい手法だから。

20年前ほど前、温泉館担当の町職員(当時)から「温泉館は建てて10年ほどなのに、もう基礎からガタガタになっている」という話を聞いた。

そもそも手抜き工事だったとかじゃなく、「限られた費用の中で、施主(住民)のために少しでも良い建物を」という思いがあって作らてないからじゃないか……と思っている。

「設計業者と現場管理業者を別にして、ダブルチェックを利かせて、良いものを作ってほしい」と考えるけど、公共工事だとなかなかそうならないから残念。

木下佐賀市長(当時)のCM導入は、小学校の改築工事。写真はこちら。

http://www.kibousha.co.jp/record/consultant/takagise.html

詳細は、「公共事業を内側から変えてみた」  http://www.kibousha.co.jp/aboutus/publication.html

工事の最中、地質などいろんなトラブルが起きる。興味のある方はご一読ください。

そのダイジェストをWEB上にみつけたので、ご紹介。(ただし、記事を書いた人の個人的意見もまざっている)

http://nsk-network.co.jp/070709.htm

2018年9月10日

課を越えて調査結果を共有し、利用者・予備軍の本音を探ろう

昨日の続き  

2018/9/9  少ない調査数をよく研究すると、本質が立体感をもってわかる 

木下氏の知り合いは、小川政信氏。 経営コンサルティング会社の代表 。  

5年前にこんな本を出している。
アマゾンの口コミはいろいろ。
興味のある方はどうぞ。

「マーケティングは『3人』に聞きなさい! ――ビッグデータの前にN3


 「3人」って、購買者、当事者のことなのね。

 大井尚司教授(大分大学経済学部)が、大分市と連携して、予約制乗り合いタクシーの実証実験をした。

  5年前の報告がこちら。

   公共交通の維持における住民参画の方法の模索
      ~大分市「ふれあい交通」における取り組みから~

教授は「アンケート調査や住民説明会では、実際の利用者のニーズの把握が十分できなかった」と、反省している。

利用しない「利用者」』と『真の利用者』の峻別を的確に行い、ニーズを反映する住民参画の仕組みが必要だ」と述べている。

実際の利用者は、一般に高齢女性が多い。
行政のアンケートに不慣れで回答しない人も、説明会に行きたくとも会場まで移動手段がない人も、きっと多いに違いない。

由布市の福祉・介護の調査で、『真の利用者』(=当事者)のことが、すでにこんなにわかっている。

外出時にユーバスを使う割合は、女性が男性の4倍だ。

施設等で暮らしたいと回答したうち2割近くは、「生活が不便な場所に住んでいるから」

2018/9/4  広く浅くの住民アンケートは平均値。効果的な政策にならない 

この投稿で指摘した属性の住民のところに出かけて行って、丁寧に話を聞いてみよう。

少ない人数でも、過疎地での「生活のための移動」の本質が、立体感をもってわかるはずだ 

少ない費用で、効果的な調査ができるのだ

総合政策課は、コンサルに委託までして、どんな『アンケート』をするつもりなんだろう 

2018年9月 4日

広く浅くの住民アンケートは平均値。効果的な政策にならない

 由布市は、また住民アンケートを取ると言っている。
しかもコンサル委託。
何百万円も税金を使うだけの成果があるのだろうか
 8ページには、「利用しない人まで含めて、廃止に反対」
 そう
 
広く浅く調査すると、「利用しない人」に左右される
だから 「利用してもらえないコミュニティバス」ができてしまう
現地調査せずに市役所の机の上で考えたら、なおさらだ。
 そこで、8/23の「高齢者保健福祉計画及び第7期介護保険事業計画」の後半、改定時の住民アンケートを見てみよう。
 調査票配布は約9300人。回収率68%
 要支援要介護認定を受けた住民 1450人。 回収率63%
 これだけの規模の調査は、そうしょっちゅうはやれない。

P85~86は、外出状況について。
外出を控えている人の2割は交通手段がない。
外出時にユーバスを使うのは6.8%(男性2.5 女性10.0)。
P102は、施設等で暮らしたいと回答した者の17%が、「生活が不便な場所に住んでいる」
 この人たちに、市の予約制送迎タクシー(週3回以上)、または市のバックアップによる地域住民の有償自家用運送などがあれば……、
どのくらいの住民が外出を控えなくてよくなるのか?
 在宅期間を延長できる可能性は、いかほど?

こういう人たちにこそ「公共交通」は必要
 この選択をした回答者の属性を逆に調べていけば、わざわざ業者委託して総合政策課が広く浅くアンケートしなくても、何かがわかる。

 その作業の中で、コミュニティバスのアンケートの対象とすべき住民の範囲が絞られ、必要な質問項目も見えてくる。
設計段階でこういう基本的なことを確認するのが、効果的なニーズ調査なんじゃない?

2018年7月31日

コミュニティバスは進化している。もっと便利な走らせ方を知ろう♪

昨日の続き。 住民の暮らしがよくなる政策をどんどんパクる柔軟さ


 合併後まもなく、ユーバスが走り出して注目してたけど、利用できる住民はごく一部。
 
12年間、枝葉の見直しだけ。
毎年何千万円もの税金がもったいない。
もっとたくさんの住民が乗れる方法があるのに……。

見直しには、当事者の声が一番。
そこで、チラシを公民館やAコープに置かせてもらい、イベントにでかけては手配りしてきた。

 
現状の税金の使い方が非効率で、もっと便利な走らせ方があることを知らなければ、声の上がりようもないからね。

  H159月の第1版と今年7月の第18(試作)は、昨日の記事にリンクしてます。

その間のは、ここに少しずつ追加して載せていきます。

(チラシはA3が多い。A4に縮小コピーしてからPDFにしてます)
 (縦になってるのは、90度回転させてください)

まとめてみると、なんだか、同じことを繰り返し書いてる……

 

2018年7月28日

公衆トイレの費用を負担する仕組みを考えよう

 7/25の続き  
 地域再生エリアマネジメント負担金で公衆トイレ♪
             

 昨年2月、議会だよりで「湯の坪・岳本にトイレを計画中」と知り、ここでリンクした『100円要るけど、広くてきれいで使い勝手のよいトイレ』のことを市に紹介した。

メールには、以下を付け加えた。

100円は切りが良いからなだけです。
トイレ利用券をいくらで販売するかは、市と観光・旅館組合が決めればいいことです。
昼間はボランティアがいるのだから、明らかに地元の人や子どもたちは通してあげたらいい
」と

 メールから2日後、こんなことを書いた。

2017/2/22  観光地のコストを外部化する                

湯の坪界隈のある観光施設が、ホームページにこんなことを載せている。
 私は、この考えに賛成♪
 
 
みんなが納得できて適正・公正・透明な費用負担の仕組みを考えませんか?

「トイレの利用について」

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2018年7月25日

地域再生エリアマネジメント負担金で公衆トイレ♪

観光客で賑わう由布院盆地。
懸案は公衆トイレ。

私は、有料トイレがあっていいと思う。
自治体が設置するにしても、観光で稼いでいる人や会社は当然そのコストを負担すべきだと思う。 

 2011/9/27 100円要るけど、広くてきれいで使い勝手のよいトイレ    

「たすき掛けの湯布院」の頃から地元住民が作ってきたブランドに、タダ乗りが多すぎない? 
 
 きちんと受益者負担を求める仕組みが必要。

 合併前から「観光のためのコストは、外形標準課税で集めていいんじゃないの?」と役場に言ってきた。

 残念だけど、その頃から今まで、由布市にはその仕組みが無い。

 入湯税の何%がトイレ設置に使われてるのかな? 
由布市も議員も、公衆トイレは自治体が作って無料でなければならないと思い込んでるみたい。
だから、トイレが足りないのよ

設置場所はともかく、由布市がその気になれば財源は何とかなりそうな方法があった

 「地域再生エリアマネジメント負担金制度」
 

 今日の新聞で知った。
 今年61日施行だって。

うまくいけば観光振興の安定した財源になる。
 湯布院(由布院)の観光振興を当事者みんなで根本から考えなおすきっかけになる気がする 

詳しくは毎日新聞2018725日 (経済観測)

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